白山の家
敷地は、町工場が多く、昭和の風情が残る下町の27坪ほどの土地です。
1階はワークスペースと駐車場が主要用途で、道路側には壁が無くキャンチレバーも必要なためラーメン構造のRC造としました。住宅部はエントランスホールと階段のみです。
階段を2階に上がると玄関に出ます。玄関脇には土足のまま入れる来客用の和の空間を設けました。そこで靴を脱いで和室へ上がることも出来ます。
3階まで吹き抜けの玄関正面には小さな光庭を設けました。
わずかな面積ですが、和室とリビングに光と風を呼び込み、デッキテラスが内部空間を外部空間へ延長し空間に広がりを与えることが出来ました。
建物概要
主要用途 専用住宅+ワークスペース
敷地面積 89.36u
建築面積 70.80u
延床面積 181.06u(住宅部分)
構造 RC造+在来木造
規模 地上3階
施工 (有)鈴満工務店
竣工 2007年